ストレプトコッカス(Streptococcus)属、またはストレプトコックス属 レンサ球菌属
グラム陽性
球菌(「レンサ球菌」と呼ばれる属) 連鎖球菌
ホモ乳酸発酵
動物性乳酸菌・腸管系乳酸菌(小腸上部に多くみられる)
通性嫌気性・偏性嫌気性の有機栄養菌、酸素の有無に係わらず乳酸発酵でエネルギーを得ることが出来るため、
とても培養しやすいヒト由来の乳酸菌です。
ちなみに属名の「ストレプトコッカス」は「連鎖状球菌」という意味で見た目がそのまま名前になった典型例でしょう。
a,b,y各々の溶血性(赤血球を破壊する)があるため危険(病原性)な要素もあるのですが、近年は安全に利用できるようになり、
人体に有用(当然無毒・無害)なものはヨーグルトやチーズの種菌として認められています。
特に、乳製品には使いやすく味や風味も増すといわれ色々な製品に使用されているようです。
※一例をあげると「明治ブルガリアヨーグルト」にも使われているらしいので、
確認したい人は(購入して)パッケージを見てみましょう。
……アッ！本当だ使われてる。(確認してみました)
上述の病原性以外にも急性咽頭炎、扁桃炎、リウマチ熱、歯痛などの原因菌の一つとされていますが、
近年では研究も進み、ヒト由来の乳酸菌という特徴を生かし、
直接腸内細菌から分離精製され無害で効力のあるものだけを培養するなどして
整腸作用や美容効果のある商品も作られはじめてきているようです。
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乳酸菌
腸内細菌
ストレプトコッカス・サーモフィルス(サーモフィラス)菌
ヨーグルト、発酵バターやチーズの製造には欠かせない菌
ラクトバチルス・ブルガリスク菌と組み合わせて風味の良いヨーグルトを作り整腸作用、
美肌効果などに効果があります。
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ラクトバチルス